[後編]〜10年ぶりに皇居一周達成…しかも裸足で〜

〜10年ぶりに皇居一周達成…しかも裸足で🦶〜

〈MANサンダル創始者、坂田満さんとのマンツーマン研修を終えて〉

[後編]スーパー長いので読みたい方だけどうぞ

2013年の第二回外食駅伝大会での優勝&ベストタイムの心地良い余韻を感じながらも、同時に左足の痛みと不安を抱える日々が始まりました。
過去にも足の怪我や肉離れなどは経験しているので、とにかく走るのをやめて休めることの重要性は当然知っていました。

二ヶ月くらいが経ち、日常生活でも痛みは無くなりそろそろ良いかなぁと、仕事後の深夜丑三つ時の皇居にジョグとストレッチをしながら向かいました。
皇居までの約1キロで感じる膝裏の微妙な張りと膝周辺の痛み。

皇居に到着し、今一度の入念なストレッチ体操。
不安を感じながら桜田門前広場あたりから走り始める。

大手門を通過する頃には張りを感じ始め、竹橋の手前で左足膝付近が抜けるようになり走れない…少し休んで気のせいではないかと、また走り出すとまた500mくらいで同じ症状で走れず。
歩くことは問題ないのに、何故か走ると膝辺りが抜けるようなガクッ、ガクッと。

それからも何度か皇居や近所でランニングをしましたが、2kmが限度でした。
僕は日々のトレーニングをウォーキングメインに切り替え、ランニングをしたい気分の時は2kmくらいまでとしました。
あらゆる施術を受けました。
時が解決してくれるとも思っていました。
もうそろそろ大丈夫かなぁと走りに行くと、やはり2〜3kmくらいでいつもの症状。

〜時が経ち2022年11月〜
久しぶりにハルさんこと宮川晴代さん(話し方などのスペシャリスト)から届いたメッセージは、東京湾船上クルーズパーティーの御招待案内。

11/14(月)平日なのにたまたま何故か仕事を休みにしていた日で、何となく興味本位で出掛けました。

そこで、すぐに目に入ってきた裸足にサンダルという出で立ち姿の男性。
この人も参加者⁉︎…みたいです(ハルさんと挨拶してるし)

僕は銀座の男らしく、オーダーメードのスーツでかっちりきっちりお出掛けコーディネート。
船上クルーズパーティーにサンダルは有り得ないでしょう、と思いつつ。
しかもそのサンダルは殆ど裸足に近い細い紐で出来た変わったもの…剥き出し感が凄い。

僕は4〜5年前からベアフットサンダルの元祖的なルナサンダル(アメリカ版ワラジのよう)を愛用しており、無性にその男性の変わったサンダルに興味が湧きましたが一丁羅を着てジェントルマン気分な僕は当然スルー。
むしろ、この変わった男性と若干の距離をとりました。

そして、パーティーも終わり船から降りて帰る間際にこの怪しいサンダル男性と話す機会がなんとなく訪れました(ご挨拶はパーティー会場で簡単にしました。佐藤さんという方で、なんとお医者さんでした)

僕「普段ルナサンダルを愛用しているのですが、変わったサンダルですね。初めて見ます」

佐藤さん「そうですね、これは変わってますし、かなり特殊です。マンサンダルと言います」

僕は内心、確かにあなたも変わってますし、このサンダルも裸族的な足元でかなり特殊ですよ…と思いながらも。

僕「マンサンダル⁇初耳です、ベアフットサンダルなんでしょうか?売っているのでしょうか?」

佐藤さん「従来のベアフットサンダルと全然違います。ネットでも買えますが、買ってもよくわからないと思います。自分で編んで作りますし、根本的なところでも従来のベアフットサンダルと違いが多いのでワークショップに行くのが一番良いです」

3週間後の12/3(土)神楽坂にてマンサンダルワークショップ、参加者8名(男は僕一人)
僕の運命を変えることになるマンサンダル創始者の坂田満(ミツルさんを皆さんマンさんと呼びます)さんとの出会いでした。
みんなダウンジャケットとか着てるのに、マンさんはTシャツ短パン…凄く野生的。

この日のワークショップは衝撃的でした。
エビデンスもしっかりしているし、自然との調和、本来の姿に戻るという内容。

マンさんの一言が僕の胸に突き刺さりました。
「僕はこのマンサンダルを売りたいのではなく、皆さんに裸足になってもらいたいんです。その為に残りの人生を生きようと思っています」

僕は営業時間を遅らせたのもあり、急いでマンサンダルを履いたまま銀座に向かいました。
仕事をしていると店に電話が。
「今日ワークショップさせていただきましたマンサンダルの坂田ですが、靴をお忘れじゃないでしょうか?これから店にお届けにあがりますがよろしいでしょうか」
感激と感動のワークショップで、すっかり愛用のNIKEシューズを置いてきてしまいました(NIKEくんゴメンなさい)あと個人的に物忘れは常人以上であります。

僕はこの日、マンサンダルのまま初めて仕事をしました。
仕事中も膝が痛くなるのと、走っていると走れなくなる話をセミナー会場でマンさんにすると
「たぶん膝の悩みはマンサンダルで解決していくと思います、騙されたと思って今日からお仕事もマンサンダルで出来ればやってみてください」と。
ワークショップから帰ったその日、マンサンダルで仕事を一日した結果、先週までほぼ毎日仕事中に感じていた膝痛はなくなり様々な身体的効果を実感しました。
マンさん曰く、靴を履く事で僕らの足にある感覚機能や能力は閉じ込められてしまっているそうです。
いかにそれを解放してあげられるか。

今年に入り、フと長い距離を歩いたり走ったりする為の基本を学びたいと思い立ち、マンツーマンレッスンをマンさんに依頼しました。

2/9(木)皇居「清水門」

中年男二人きりでの怪しいマンツーマン裸足歩行&ランニングレッスン。

比較的、人が少ないエリアですがそれでも絶え間なく人は歩いてます。
皆さん、当然のごとく裸足の二人を奇異な目で見ている視線を最初は感じます(ちなみにマンさんはここでも半袖Tシャツに短パン!)
ただ、それも直ぐに気にならなくなります。
マンさんと居るとそう思わせてくれますし、マンさん曰く「裸足になって歩いたり走ったりしていると解放感と共に閉じていたものも、解放から更に開放され自然と口角も上がり笑顔になります。逆に靴を履いたり衣類で身をまとうと、こんな僕でも身体も気持ちも閉じこもってしまうんですよ〜」と。

今一度、歩き方の基本的な動作やコツを学び、スパイシー(マンさんはネガティヴ用語をなるべく使いません)な砂利道でのトレーニングをひとしきり終えて、総仕上げの裸足での皇居一周ランニングへ。

まさか自分が裸足で皇居を走ることになるとは…しかもオジサン二人で。

ゆっくり走り始めて約1キロあたりで現れてきました、左膝周辺の張り。

僕「膝裏辺りが重くなり張ってきました」

マンさん「最初から気になっていたのですが、足音が大きくなってきてます。もう少し優しく、動物のように優しく、地面に優しく、もっと優しく」

俺ってそんなに優しくないかなぁ…とか思いつつ。

「更に優しくなる為に、スキップもしましょう!」

皇居ランニングコースでまさかのオヤジ二人スキップ…しかも隣の師匠は50代Tシャツ短パン。

僕「軽くなってきました、張りもやわらいできました」

明らかに会話も、こう書くと変。

僕が左足の痛みの症状や、膝が抜けるようになり走れなくなる話をすると「ヌケヌケ病」かも、と。
駅伝選手がよくなる人が多く、ランナー達の選手生命をも奪う原因がわかりづらい奇病のようです。

そしてまた走りながら、重さと張りを感じ始めたなぁと思うと。

マンさん「また少し足音が荒くなってきましたねー」

この足音、自分では殆どわかりません。
マンさん、よくわかるな〜と。その気づきの敏感さに驚きながら敬服しながら走りました。

左膝周辺が楽になると、何故か次は右足首辺りが痛くなってきました。
マンさんに伝えると。

マンさん「そうなんですよ。走り方が改善してくると、足の下の方から上に向かって改善すべき箇所を教えてくれるかのごとく今迄痛くなかった部分にそういう事が起き始めます」

そんなこんなで、身体全体の意識を先ずは足裏から感じ、またマンさんの様々な体験を聞きながら、周囲の現実を疑うような視線を感じながら。

自分自身と向き合い、身体と対話しながら…気がつけば一周5km完走できました。

家に帰って、最後の皇居一周した第二回外食駅伝大会の資料を見ると2013.10.20

もう10年近く経っていました。
今も昨日の事のように蘇る、仲間と力を合わせて走った記憶。
小さな頃から負けず嫌いで、一番取りたくて一人走り続けた記憶。

全てが有り難い、思い出深い、色褪せない記憶の数々には、いつも必ず誰かが伴走してくれていました。
一人で走っているつもりでも、負けたくない相手の背中がいつもそこにありました。
僕らは見える誰かにも、見えない誰かにも何処かで支えられ、励ましていただき、供に分かち合い生きている。

走ることだけでなく、子供時代の沢山の記憶をも呼び覚まし蘇らせてくれたマンサンダル。

最後に〜
坂田満さんとの出会いの始まりを作ってくださった船上クルーズパーティー主催者ハルさんこと宮川晴代さん、そのパーティーにマンサンダルで登場され僕とマンさんを引き合わせてくださった佐藤しんいちドクターに改めて感謝申し上げます。

そして勝手に師匠と呼んでいるミスター・マンサンダルこと坂田満さんの壮大な夢の実現に向けて、応援隊員として出来得る限り協力させていただき、マンサンダルを履き続け極めてまいりたいと思う今日この頃であります。

皆さんも「裸足になりましょう♪」

そして、悲喜交交な愉快な人生を😄❤️完

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